JARL

日本におけるアマチュア無線を語るには社団法人日本アマチュア無線連盟(The Japan Amateur Radio League, Inc.を避けては通れない。
その歴史的経緯は衆人の知るところだが、1995年には会員数19万人を擁し隆盛を極めているかに見えた。組織は20万人体制を目論んだ展望を掲げ検討を加えていたが、すでに社会環境は組織には厳しく、財政的な裏付けもこれらを補完する環境になかった。
これは会員減少という事実から証明さてているとおり減少の歯止めはなく2007年は7万人の組織となっている。
7万人という数値は少ないわけではないが、19万人の会員数が異常であったのか・・何をもって適当なキャパであるかの議論や分析はなく潮流に身を任せた漂流物体のように流れに身を任せている。やがてこれらの背景が明確になる時期が訪れると思うがそれまでに何を残すかを今精査しなければならない。
客観的な事実ながら、著しく社会的な信用と信頼を失い、まだこの状況から脱却できない現状を見ると、どこかに本質を離れ、どこかで道を間違えたのではないかと思う機会も多い。
変わることを極端に嫌い、環境に適合することにさえ臆病になった組織はすでに推力を失った飛行物体のようにやがて目前に迫る障害物を回避する力を無くしているようである。